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2020年10月26日

女先生の子育て日記 その55

長男の大学の合格発表がありました。

決してレベルの高い大学ではありませんが、情報系の学部に指定校推薦で挑戦し、合格。

プログラミングに興味がある彼にとっては悪くない選択だと思っています。

 

長男は小学校高学年で不登校。高校も途中で転学。今は単位制高校へ通っています。

次男も小学校高学年から中学校まで起立性調節障害で登校できず。

 

余談ですが、小6の遠泳とか、運動会の組体操とか、上2人はパス。三男でやっと…と思っていたらコロナでなくなり、3人の子どもがいてこんなに小学校行事を経験してない保護者も珍しいだろうなぁ、と自分でちょっと呆れています(^-^;

 

さて、こんな子育てなので、私もずいぶん意識が変わりました。

若いころに比べたら、ずっと気が長くなったと思います。

 

今年度、久しぶりに中3生を教えていますが、勉強や受験に対する考え方も変化してきていることを自分で感じています。

 

高校受験で人生が決まるわけではないですし、レベルの高い高校に行くことがその子の価値を決めるわけでもありません。

人間なんだから、時には頑張れないこともあるだろうし、うっかり忘れることもあるだろうし…でもまた元気に塾に来て勉強できていることがえらい。

 

でも、時々「これって瑞穂の先生としてどうなんやろ?」と自分自身が困惑することがあります。

もっと上を目指そう!成績を上げて、自分の可能性を広げよう!と受験生を引っ張っていくべき先生が、こんな考え方では頼りないかもしれませんね。これでは進路指導は無理だなあ、と懇談の担当は外れています。

 

でも、授業はしっかりやっています。そこに迷いはありません。

点数を取ることだけが大事なのではなく、目標に向かって努力を続ける経験にこそ大きな意味があると思って教えています。

 

ですから、やるべきことをやっていなくても平気な態度や、やる気なくダラダラしているのを見たら、私も叱ります。

 

女先生に怒られたら、ちょっとヤバイと思ってください~。

それは、できないことを怒っているのではなく、あなたの勉強への姿勢に問題があると言ってるんですよ。わかってるかな?(女)